「ビブリア古書堂」シリーズ、10冊目読み終えました。

読んでみた。
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数年前から気に入って読んでいるシリーズ「ビブリア古書堂」。
先日、10冊目となる最新刊(記事作成時情報)を読み終えました。
するするーっと読めるので、ちょっとしたスキマ読書にもオススメです。

「ビブリア古書堂」シリーズ」ってどんな内容?

タイトル通り、古書を取り扱うお店の店主が本にまつわる事件を解決するシリーズです。
店主の栞子さんの本の知識が半端ない。

私は子どもの頃は全く本を読まなかったし、40代になってから少し読むようになったレベルなので、本に関する情報についてはほとんどついて行けません(笑)。

しかし、主要な登場人物である栞子さんの相棒となる大輔くんが「本を読むことができない」体質の人で、栞子さんが大輔くんに本の内容などを説明してくれるため、本に関する知識のない私のような人も読みやすくなっています。

元々ミステリー好きなので、1冊目ですぐにはまりました。

2018年から新シリーズ

2011年にシリーズ第1作が刊行され、2022年3月に発売された最新刊が10冊目とのこと。
気づいたら、我が家にも10冊ありましたよ(笑)。

7冊目までは栞子さんと大輔くんがメインで動いていたんですが、8冊目からは二人の娘・扉子ちゃんが出てきます。
こちらも栞子さんと同じく、本の知識が半端ない女子高生です。

扉子ちゃんシリーズ(と勝手に私は思ってる)が今回3冊目。
昨日読み終えたんですが、今後、扉子ちゃん・栞子さん・栞子さんの母である智恵子とのさらなる絡みが予想され、とっても楽しみになってきてしまいました。ドキドキ。

ネタバレしないように書くのが難しいので…

小説ってネタバレしないように感想を書くのが難しくないですか!?
自己啓発本とかだとある程度感想書けるんですが…ということで、詳細は書きません(笑)。

強いてネタバレしない感想を書くとすれば…
今回は夢野久作の『ドグラ・マグラ』が重要な本の1冊として出てきたんですよ。
『ドグラ・マグラ』は数年前に興味半分で読んだのですが、読み終えた後にかなり混乱した思い出のある本なので、ちょっとテンション上がりました。
さらには、最後の最後がまさにドグラ・マグラって感じがして…ちょっとぞっとしてしまった…怖かった。

自分が読んだことのある本が出てくるとちょっとうれしくなります。まぁ、文豪と呼ばれる方の本が多いと思いますが、過去作では手塚治虫さんの『ブラック・ジャック』も出てきてた…ような…気もします。

数年かけて読み続けてきたシリーズ小説なので忘れていることもたくさん。
冒頭にも描いたのですが、するするーっと読めるタイプの小説なので、また私も時間を見つけて再読してみようと思います。

興味のある方はぜひ手に取ってみてください。図書館にもあると思いまーす。

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