佐渡島に着いて早速たらい舟に乗った私。
その後、もう1つの目的地・佐渡金山へ行きました。
(フェリー乗り場のある小木港から車でのんびり行って1時間ちょっとくらいでした。空いてたからかな?)
写真は「道遊の割戸(どうゆうのわりと)」という採掘跡。
ほんとに山の頭が割れているみたい。
こんなとこまで採掘してたんですね。すご。
佐渡の金銀山は4か所
佐渡には大きな金銀山が4か所あるとのこと。
・西三川砂金山
・新穂(にいぼ)銀山
・鶴子(つるし)銀山
・相川金銀山(佐渡金山)
しかし、そのことを知ったのは佐渡金山に行ってから。
旅行計画を立てている時は、私たちの頭の中は「金山」のことでいっぱいだったので、
観光情報などの検索でひっかかった「佐渡金山」か「西三川ゴールドパーク」をピックアップ。
「西三川ゴールドパーク」では砂金採り体験ができるそうです。
→西三川ゴールドパーク
私は砂金採り体験自体はあまり興味が湧かなかったので「佐渡金山」に行く計画にしました。
→佐渡金山
平成まで採掘されていた佐渡金山
佐渡金山は江戸時代から採掘されていた金銀山(銀も採掘してた)。
しかも、操業停止したのが平成元年とのこと。
平成の時代まで採掘されていたのか!とびっくりでした。
明治時代には官営化されているそうですし(のちに三菱合資会社に払い下げ)、
とっても大きな金銀山だったようです。
そんなことも知らずに、
「佐渡と言えば金山」と、たらい舟と同じ感覚で現地に向かい見学しました(笑)。
佐渡金山見学コース
見学できる坑道は2つあります。
・宗太夫坑(そうだゆうこう)コース
江戸時代に掘られた坑道を見学できるコースです。
ここ、人形がリアルすぎてちょっと怖かった(笑)。
でも、江戸時代の金山の採掘の様子が垣間見れる感覚で良かったです。
当時、ほんとにこんな感じで作業していたんだろうな…
(あ、写真は明るいですけど。坑道内はやや暗いです。)
・道遊坑(どうゆうこう)コース
こちらは明治以降平成元年の操業停止まで使われていた坑道。
宗太夫坑とは違い、トンネル状の道を歩いて行くだけ…という感じでした。
トロッコの線路もあり、宗太夫坑と比べてかなり近代的な坑道。
これを抜けると、機械類が展示されている建物がありました。男性が好きそう。
機会も実際触れる(動かすことはできません)ので、つい手に取ってしまいましたが…手に油が付きますので注意ですorz
また、この坑道を抜けると、記事冒頭の写真の「道遊の割戸」が間近で見れます。
写真もそこで撮りました。
1つのコース40~50分程度で見学できるとパンフレットにはありましたが、
私たちはお土産屋さん覗いたり、資料館にあった
「10キロ超の金の延べ棒を、片手しか入らない穴の開いた箱から取り出せたら記念品あげます」
という企画(笑)にチャレンジしてみたりで
結局2時間ほど滞在していた模様(デジカメの撮影時間で確認してみてびっくり)。
細かい数字がたくさん書いてある資料とかもあるんで、
そういう資料をじっくり見てたら、もっと時間がかかる人もいるかもです。
…あ、金の延べ棒企画とかお土産物色とかしなければ、パンフレットに書いてある時間くらいで回れると思います。
ここに注意。
1つのコースの入場料が大人800円。(記事作成時情報)
宗太夫坑・道遊坑両方入場できる共通券だと大人1200円(記事作成時情報)なので、別々に購入するよりお得です。
また、坑内は寒いです。
寒がりの私は、5月なのにフリース着て入りました。
夏場でも軽く羽織れるものを持って行った方がいいかもしれません。
それから、坑内はちょっと滑りやすいかもです。
スニーカーなど、歩きやすい靴で行かれることをお勧めします。
*****
宗太夫坑・道遊坑ともに出口が売店になっています(同じ売店です)。
うまいことできてるなー(笑)。
金箔入りのコーヒーがあったので飲んでみました。
250円だったか300円だったか…そんなお値段です。
味はしません。普通のコーヒーでした(笑)。ネタにどうぞ。
佐渡奉行所跡にも立ち寄り
あと。
佐渡金山近くに「佐渡奉行所跡」という施設があります。
佐渡奉行所の御役所部分が復元された施設。
えらく立派な建物で、中もすごくきれいー。
ダンナは
「『大奥でござる』みたいやな。広いー」と意味不明なことを言ってましたが、
確かに昔のお屋敷とかこんな感じなんだろうな…
時代劇で観たことがあるような場所もあり、ダンナはそこに座ってました(裁かれるぞ。笑)。
建物内ではガイドさんらしき男性がいらっしゃって、色々力説してくださいました。
復元された御役所以外にも、金銀を精製する昔の道具なども展示されているガイダンス施設がありました。
中には実際に動かせるものもあったりで、なかなかおもしろかったです。
入館料は大人500円。(記事作成時情報)
*****
佐渡金山は資料館の模型などがすごく細かく作られていて、わかりやすく説明・展示されていました。
(ほんと、かなり力入ってる感じです。)
それなのに、どうにも金銀の精製される方法とかイマイチわかっていない私。
資料を流し読みしてるからダメなんですかね…
あと、私の理解力が足りないだけですかorz
鉱石がどうとか、こういう技術だったとか、比重がどうとか…言葉だけで苦手意識出ちゃいました(笑)。
今思えば、もうちょっと真剣に資料とか読めば理解できたかなー。今更後悔。
おバカな私には少々難しかった部分もありますが、
結構見ごたえのある施設だったなーと思いました。
佐渡観光に時間を割ける方は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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