先日、日帰り弾丸ツアーで岡山に行ってきました。
観光ルートは
吉備津神社→大原美術館→後楽園・岡山城→日帰り温泉
という予定。
しかし、倉敷で思いがけず時間がかかり、ギリギリ全部見て回れたという慌ただしいものでした(笑)。
長くなりそうなので、まず今回は倉敷美観地区・大原美術館の感想を書いてみようと思います。
ダンナの中では倉敷と言えば大原美術館!というイメージがあるらしく、岡山に行くと決めた時には、当然のように大原美術館が予定に組み込まれていました。
大原美術館ってダンナから聞くまで知らなかったんですけど(無知ですみません)、美術館はどちらかというと私も好きなので、行くことにしました。
で、場所だけ確認して向かったんですが…
大原美術館って美観地区の中にあるんですね。知らなかった。
実は私、美観地区は学生の頃1度行ったことがあります。
でも、その時の観光はほとんど記憶に残ってないんです…。
ダンナに「どんな感じやった?」って聞かれても、「んー…あんまり覚えてない」としか答えようがありませんでした。
美観地区の記憶はその程度だし、大原美術館のことも最近まで知らなかったので、大原美術館が美観地区内にあることに現地でびっくり。
予定にはありませんでしたが、大原美術館に行くなら美観地区も見れるんだし…ということで、少しだけウロウロしてみました。
倉敷美観地区
倉敷美観地区は「伝統的建造物保存地区」とされているそうで、古い建物が並んでいます。
白壁が続く建物もあれば、西洋的な建物・ちょっと中国っぽいイメージのある建物(と私が勝手に思ってるだけですけど)もあり、何とも不思議空間です。
資料館なども所々点在していました。
↑こちら、観光案内所になっています。
まずはこちらで観光マップをもらって歩くと、迷子にならないです(笑)。
建物を眺めながら歩くのも楽しいですが、地区内に流れている倉敷川では「くらしき川舟流し」といって、船頭さん(でいいのかな?)の操る小舟に乗りながら街並みを見ることもできます。
私たちは結構ギリギリの予定を組んでいたので乗らなかったんですけど…舟に乗っている人たちを見てると、なんだか楽しそうでした。
私の個人的な感想としては…
私たちが回ったのが、美術館付近と倉敷川沿いだけだったせいもあるんですが、街並みを眺めて楽しむというよりも、食べ物屋さんとかお土産屋さんが立ち並んでいる地域、という印象の方が強いです。
お土産屋さんとかは賑やかなんですが、肝心の古い建物を眺めても、解説されている表示板みたいなものもなかったので(私が見つけられなかっただけかもしれません)、せっかくの建物もどこを見ればいいのか、いまいちわかりづらかったです。
観光ガイドさんもいるそうなので(美術館から出たら声をかけられた…)、ガイドさんの説明を聞きながら回るとまた違った美観地区が見れたかもしれませんね。
※ガイドさんはボランティアガイドさんもいるそうですが、有料の場合もあるかもしれませんので確認してください。
建物の瓦とか壁とか…そういう素人じゃわからない部分にも、色々と貴重な何かがあるんでしょうね。
そういう部分がわかると、もっと楽しかったかも。
説明してくれる人と一緒に行くとか、前もって下調べして行くことで、より良さがわかり楽しめる場所だと思いました。
大原美術館
大原美術館は、日本で最初の西洋美術中心の私立美術館だそうです。
そして今年2010年は大原美術館創立80周年ということで、記念特別展「大原BEST」が開催されていました。
「これ、教科書で見たことあるー」という作品もちらほらあり、ちょっと感動。
これだけの絵画を蒐集(「しゅうしゅう」この字でいいのかしら?)できたなんて、お金持ちだなーとか下世話なことも考えてしまいました(笑)。
解説が聞けるイヤホン(っていうのかよくわかんないんですが)も500円程度で貸出されていたので、こういうものを利用してじっくり観るのもいいと思います。
…ちなみに私は借りてません(汗)。
さて、この大原美術館。
入館料は大人1000円なんですが、この1000円で
・本館(写真の建物)
・分館
・工芸・東洋館
・児島虎次郎記念館
も入館できます。
しかも、当日だったら何度でも入れます(追記:「原則として、再入館はできません。」との記載が公式サイトにあるので、変更になったのかもしれません)。
これで1000円はめっちゃ安いです。(記事作成時情報)
個人的にはやはり本館の作品が一番見応えがありました。
本館を出たときには、楽しかったんだけどぐったりしてました(笑)。
その他、工芸・東洋館も楽しくて、棟方志功・芹沢銈介の作品に見入ってしまいました。
本館以外はこじんまりしていますので、1つ1つの建物は本館ほど観るのに時間はかからなかったです。
でも、それが3つもあるので…それなりに時間がかかるのを見越しておいた方がいいと思います。
※パンフレットでは本館の所要時間は約30分~1時間、本館以外の所要時間は各15~30分とありました。
*****
私の準備段階での調査不足で、
・大原美術館が4つの建物全部見れるとは思っていなかった
・美観地区の散策予定がなかったけど、ついでにウロウロしてしまった
と思いがけなく時間をかけてしまった倉敷観光。
美術館も含め倉敷滞在は約4時間。
今思えば、もう少しのんびり美観地区を散策しても良かったなーと思います。
そうすれば、食べ物屋さんやお土産屋さんだけの印象で終わらなかったかもしれないし(笑)。
神社やお寺も近くにあったようでそれも見てみたかったですし、下調べするとか、ボランティアガイドさんを利用するとかすれば、街並みをもっと楽しめただろうし、美術館も当日なら何度でも入れるので、休み休みじっくり観てみたかった…という思いもあり、私にはちょっと時間が足りなかった&消化不良な倉敷観光でした。
検索で情報収集しているときは、倉敷ではそんなに観光に時間はかからないと思っていたんですが、私の場合は意外とかかりました。
そういう人もいたと、参考になればと思います。
この時点で予定よりもかなり時間が過ぎてしまいました。
あわてて次の目的地・後楽園、岡山城に向かった私たちです(ほんと弾丸ツアー。汗)。
(この後の感想記事は次回)
※大原美術館の公式サイト内のアンケートに答えると、入館料の割引が受けられるようです。(行く前に気づけばよかったっ)
大人1000円→900円になるようですので、アンケートに答えるのが不都合でない方は利用すると良いと思います。
→OHARA MUSEUM of ART
「ウェブお得情報」にマウスをあてると「アンケート+入館割引券」というところが出てきますので、こちらからどうぞ。(追記:こちらなくなったようです。)
※大原美術館には駐車場はありません。私たちは市営駐車場を利用しました。
倉敷中央通り沿いにあり、大原美術館にもそれほど遠くなかったですし、料金も30分100円(最大800円)でした。※記事作成時情報
他にもこの辺りには駐車場はいくつかあります。
↓こちらのサイトに駐車場情報もあるので、確認してからお出かけされることをお勧めします。
倉敷まち案内
観光情報などもあり(右側の「倉敷観光案内」のタブからいけます)、出かける前にチェックしておけば良かったと後悔(笑)。
↓倉敷で宿泊先を探す方は参考にどうぞ。
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