「房総のむら」は家族で1日過ごせる体験型施設でした。

房総のむら ふるさとの技体験エリア 下総の農家 千葉県
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房総のむら ふるさとの技体験エリア
先日、千葉県印旛郡にある「房総のむら」という施設の「ふるさとの技体験エリア」に行ってきました。
3歳の娘も喜ぶ施設で家族連れでも楽しめそう!だと思ったのでご紹介します。

「房総のむら」とは

房総のむら ふるさとの技体験エリア
ドライブに行こう!と色々調べている時にたまたま知った「房総のむら」。
歴史と自然を学べる「風土記の丘エリア」と、江戸時代の町並みや農家の家などが見れる「ふるさとの技体験エリア」という2つのエリアがある施設です。
私たちは「ふるさとの技体験エリア」だけ回ったのですが、ここだけでも結構広くて楽しめました。
ちなみに「風土記の丘エリア」は一部施設を除き無料、「ふるさとの技体験エリア」は有料です(大人300円、高・大学生150円)(※記事作成時の情報です)。

「ふるさとの技体験エリア」はこんな場所

房総のむら ふるさとの技体験エリア
このエリアには古い町並みや昔の農家の建物などがある他、色々な体験もできるようになっています。写真のボードにもいくつかの体験が紹介されています(有料)。
古い景観の中で色々な体験ができる、と言った方がいいかな。
文章よりも写真で見ていただいた方がわかりやすいと思うので、ちょっと並べてみます(笑)。雰囲気が伝わるといいなー。

商家の町並みの再現

房総のむら ふるさとの技体験エリア 商家の町並み
16棟の商家が並ぶちょっとした町並み。他に総合案内所の総屋、地蔵堂、辻広場(火の見櫓)、稲荷境内があります。
香取市などに残る古い町並みを参考にしているとのことです。

房総のむら ふるさとの技体験エリア 商家の町並み
食事ができるお店になっていたり、色々な体験ができる場所になっていたり。
うちの娘さんは「やりたいーっ!やりたいーっ!!」と訳も分かっていないのに何かをやりたいと連呼していたので、2つほど体験してもらいました。

房総のむら ふるさとの技体験エリア 絵付け体験
まずはお皿の絵付け(500円※記事作成時の情報です)。
小皿や茶わんなどから好みの器を選んで絵付けができます。
青と赤(焼くと茶色になるらしい)で必死に何かを描いてます…いや、描くというより筆で遊んでいます…。
60分ほど時間を取ってくださっていますが、3歳児はすぐに飽きてしまい、すぐに出来上がりました。
焼き上がりが楽しみなような…想像がつくような…(笑)。

出来上がった器は配送してもらうことも可能(要箱代・着払い)なので、遠くから遊びに来た人でも気軽に楽しめます。
1日に何回かやっていますが、私たちが行った日は結構人気があったようで、予約がすぐ埋まっていました。
こちらの体験をしたい場合は、早めに予約しておいて、時間まで他の場所を回るというコースにした方が良さそうです。

房総のむら ふるさとの技体験エリア 畳のコースター作り
お次は畳のコースター作り(200円※記事作成時の情報です)。
こちらは随時受付されているようで、すぐに始められました。
折り紙が折れる子どもなら1人でもできそうです(ただし付添は必要)。うちの娘はまだ難しそうだったので私と一緒にやりました。
熊本産の畳だそうで、折る前に匂ってみましたが(笑)、いい匂いです。
好みの和紙か布を選んで作っていきます。
不器用な私ですが、なんとか出来上がりました。

房総のむら ふるさとの技体験エリア 千代紙ろうそく
他にも千代紙ろうそくや箸づくり、和紙作りがありました。
「やりたいーっ!!」を連呼されましたが、却下です(笑)。
小学生くらいになると、もっと楽しめるかもしれません。

「かみなりうどん」を食べてみた。

房総のむら ふるさとの技体験エリア かみなりうどん
町並みの中の1軒が蕎麦屋さんになっていました。
が、この日のメニューは「かみなりうどん」といううどんとおにぎりだけでした。
初めて聞く名前のうどんですが、江戸後期の料理本に掲載された料理の1つなんだそうで、豆腐など炒めたものがうどんの具になっているとのこと。
数量限定らしいので、食べてみました。

注文したのは大盛り(娘と分けて食べるので)。
具材は豆腐の他にきくらげとしいたけ、三つ葉かな?
ごま油の香りがふわっとしてきて、食欲をそそられました。
おつゆが関東っぽい感じがしました…醤油濃い感じというか…関西のうどん屋さんとは違う味でした。
あと、房総のむらで採れた天日干しのお米を使っているという、混ぜご飯。昆布がたくさん混ざっていておいしかったです。
娘もあっという間に完食です。
うどん600円(大盛り700円)、おにぎり100円で意外にお安いです(※いずれも記事作成時の情報です)。

農家で昔の遊びも楽しめます。

房総のむら ふるさとの技体験エリア 上総の農家
「ふるさとの技体験エリア」には
・上総の農家
・下総の農家
・安房の農家
という3つの再現された農家があります。
町並みの近くにあるのが写真の上総の農家。家の前の畑では作物も育てられていました。

房総のむら ふるさとの技体験エリア 上総の農家
昔の家!!って感じで、どことなく懐かしさもあります。
中に入ると囲炉裏やら縁側やら…こういった雰囲気が好きな私は「いいわー。和むわー。」とほっこり。

房総のむら ふるさとの技体験エリア 上総の農家
家の中には昔の道具がたくさん置かれています。
展示というか、きっと昔の家はこんな風に片づけられていたんだろうなーと思うほど自然に置かれている感じ。…実際どうだったのかはわかりませんけどね(笑)。

房総のむら ふるさとの技体験エリア 上総の農家
そして、農家では昔の遊びが体験できます。子どもたち、意外にも夢中。
竹馬や竹ぽっくり、コマもありました。
娘は竹ぽっくりに必死にチャレンジしてました。
ダンナさんはコマを必死に回してはりました。

房総のむら ふるさとの技体験エリア 上総の農家
あと、個人的に「あー、そういえばそうだったなー」と思い出させてくれたのが敷居。「敷居はまたいでください」と注意書きがされています。
子どもにこういったことを教える機会ってなかなかないですし、私自身忘れていたというか意識することがなかったことだったので、娘に教えておきました。

武家屋敷もあり。

房総のむら ふるさとの技体験エリア 武家屋敷
農家の他にも武家屋敷が1軒ありました。
江戸時代後期に建てられた、佐倉藩の中級武士の屋敷をモデルに再現しているとのこと。
こちらでは甲冑と打掛の試着体験ができます。あと茶室も近くにあり、こちらも体験可能。
武家屋敷もじっくり見学したかったのですが、試着体験の予約の方が着替えたりするのであまり見学はできませんでした。残念。

おまつり広場でのんびり。

房総のむら ふるさとの技体験エリア おまつり広場
おまつり広場という広場があり、こちらではレジャーシートを敷いてくつろいでいる人もいました。
お弁当とか持ってくるといいかも…(お弁当持ちこみ可能かどうか確認して後日追記します)

房総のむら ふるさとの技体験エリア 農村歌舞伎舞台
広場内に「農村歌舞伎舞台」という建物があり、中に太鼓が置いてあります。
こちらも上がってたたくことができました。
娘とダンナさん、必死でたたいてはりました。こういうの必死になるよね、確かに…。

収穫体験もあるらしい

房総のむら ふるさとの技体験エリア 下総の農家
少し離れたところにある安房の農家と下総の農家。
こちらでも昔の遊びができたり、下総の農家では機織り体験ができたりと体験尽くし。
機織りやってみたい!と思ったんですが、時間がなかったのでまた今度ということに。

房総のむら ふるさとの技体験エリア 収穫体験
収穫体験もあるようでした。
収穫できる野菜はほうれん草とボードには書いてありましたが、見た感じちょっと違う。畑の横を通る時に「のらぼう菜」という野菜だと教えてくれました。
訪れたのが収穫できるお野菜があまりない時期だったからかもしれませんが、見た感じでは収穫できそうなものがほとんどなかったです。
収穫できるお野菜を確認してから行くともっと楽しめるかもしれません。

まとめ

房総のむら ふるさとの技体験エリア
実は行くまではあまり期待していなかった施設「房総のむら」。
古い町並みが見たくて行ったものの、町並み自体は16棟と少ないので、こちらを期待するとがっかりするかもしれません。
ただ、建物の中には体験ができるところがあったりもするので、景観だけじゃない楽しみがありました。

房総のむら ふるさとの技体験エリア
また、農家で子どもたちが昔の遊びで必死に遊んでいる姿を見ると、和みます。
小学生くらいのお子さんやお父さん・おじいちゃんらしき人たちも一緒になって遊んでいました。
こういった遊びをやらせてみたい方にもおススメかも。

房総のむら ふるさとの技体験エリア
施設内も広いし、草花もたくさんあって、子どもが小さくても色々な発見があって楽しめます。
うちの娘は松ぼっくりやらどんぐりやら小枝やらを必死で拾って遊んでいました。
自然があるとなんでも遊びに変えちゃうんですね…

また、何かを作る・収穫するといった日常ではなかなかできない体験ができるというのも、子どもにとっては良い刺激になるように感じました。
大人もこういった体験をしてみると楽しいと思います!!私もやりたいです。

個人的にはとても良かった!ので、また遊びに行こうと思っています。
そのため絵付けしたお皿は配送ではなく引き取りに行くことにしています(笑)。楽しみ。

お弁当の持ち込みができるかどうか確認できていないのですが(確認次第追記します)、お弁当を持ってお出かけしたい施設です。
というよりもまだ「風土記の丘エリア」は見ていないので、こちらも散策してみたいです。(こちらは3歳児連れだとちょっと退屈しちゃうかな…?)

家族連れにもおススメできる「房総のむら」。
施設の詳細は公式サイトでご確認ください。
体験博物館 千葉県立房総のむら

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